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知覚心理学
知覚心理学は
人間の知覚のあり方を
研究する心理学の一分野である。
知覚には視覚、聴覚、嗅覚、
味覚、触覚、深部感覚、
内臓感覚、運動感覚、平衡感覚、
時間知覚などがある。
この中で最も研究の対象と
されてきたのは視覚である。
平衡感覚
平衡感覚は、
生体が運動している
時や重力に対して傾いた
状態にある時に、
これを察知する働きである。
平衡知覚とも呼ばれる。
体がどちらを向いているか、
どれくらい傾いているか、
動いているかどうかといった
情報は運動能力のある
生物においては重要である。
このような情報を受け取るのが
平衡感覚である。一般的に、
これは体に働く加速度を
受け取る形で得られ、
それを受容する装置は
一般に平衡胞といわれる。
ヒトの場合、
内耳がその役割を持つ。
時間知覚
時間知覚は、
現象が持続しているという意識、
およびその持続の長短や
減少の時間的前後関係などの意識を言う。
いわゆる心理的現在も一瞬間ではなく、
ある幅を持っているが、
われわれはそれをひとつの
まとまりとして感ずる。
その範囲は一般に5?6秒くらい
までである。また時間的に
隔たった2個の印象として
つかまれる最小時間は
視覚では0.043秒、
聴覚で0.002?0.016秒、
触覚で0.027秒といわれ、
それ以下ではひとつに融合する。
1秒前後の短い時間を与え、
これと同長と思われる時間を
再生あるいは評価させるとき、
それがほぼ正確にできるのは
約0.7秒の長さの時間で、
これを無記時間という。
時間知覚はまた刺激条件に
よって変化する。
また2つの刺激で区切られた
時間の知覚は、ある範囲内で、
その刺激が担う空間感覚の
長短によって、長く
または短く変化する。
長い時間の評価は主として
環境に対する自己の状態に依存し、
自己領域の緊張度が多少とも
普通以上に強まるとき長く感じられ、
これと逆の場合には短く
評価される傾向がある。
しかし過去の回想においては、
経験内容の変化の有無によって
時間の長短の感じが
規定される様になる。